禁煙治療について
たばこをやめたいのだけど、なかなかやめらない
周りからやめろやめろと言われるので、やめてみようと思うけど、どうやってやめたら良いのだろう
喫煙は、「ニコチン依存症」です。依存症は、自分の意志ではやめられません。タバコをやめたいな〜と思ったら、医師と一緒に禁煙することをおすすめします。
当院でも大勢の方が、通院しながらの治療で禁煙に成功しています。当院では、禁煙をしたい方と一緒に、主に飲み薬を使いイライラなどのニコチンの離脱症状などを押さえながら、禁煙治療を行なっています。現在、この方法が最も禁煙率が高いと言われています。
また、タバコに関連する病気で亡くなる人を一人でも減らしたい、タバコの本当のことを知ってもらい禁煙するきっかけにしてほしいとの思いから、色々なところで記事を書かせていただいたり、講演などを行っています。
最近の寄稿・講演
寄稿
鎌倉生活 2009年10月25日号 喫煙は「ニコチン依存症」
鎌倉朝日 2010年10月01日号 喫煙は病気!?
講演など
2010年10月3日 鎌倉市立第二中学校文化祭 パネル展(PTAと共催)
「タバコの真実 知って欲しい、タバコのこと」
2011年3月2日 鎌倉市立第二中学校3年生 講演
「大人も知らない タバコの本当
タバコってどうしてダメなの」
学校、会社、地域の集まりなどでの、たばこ、禁煙についての講演の依頼お受けします。お気軽に相談ください。
禁煙指導の保険診療について
現在、保険による禁煙指導は以下1〜3の全てに該当される人が対象となっています(全国共通)
1. ブリンクマン指数(1日喫煙本数 × 喫煙年数)= 200以上
2. 禁煙プログラム参加についての同意(原則として初回、2週、4週、8週、12週の計5回の受診が必要)
3. タバコ依存スクリーニング(下記)にて5項目以上が該当
問 1.自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸うことがありましたか。
問 2.禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
問3.禁煙したり、本数を減らしたりしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか?
問 4.禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか?
(イライラ・神経質・落ち着かない・集中しにくい・ゆううつ・頭痛・眠気・胃のむかつき・脈が遅い・手のふるえ・食欲または体重の増加)
問 5.問 4 でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか?
問 6.重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことはありましたか。
問 7.タバコのために自分に健康問題が起こっているとわかっていても、吸うことがありましたか。
問8.タバコのために自分に精神的問題が起こっているとわかっていても、吸うことがありましたか。
問9.自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
問 10.タバコが吸えないような仕事や付き合いを避けることが何度かありましたか。
上の1〜3全てに当てはまる方は保険診療での禁煙指導を受けられます(それ以外の方は自費での禁煙指導は可能です)。電話にて受診日時をご相談下さい。