喫煙は「ニコチン依存症」知っていますか?
保険適応の禁煙外来 あなたもタバコがやめられます!
なぜ、あなたの周りにいるあの人はタバコをやめられないのでしょうか。実はタバコを吸っている本人も気づいていないのですが、タバコをやめられないのは意志の弱さではなく、タバコに含まれるニコチンの持つ強い依存性による「ニコチン依存症」という病気だからなのです。
ニコチンはヘロインやコカインに匹敵する依存性を持つという報告もあり、禁煙したい人の多くは禁煙困難と言われています。また、ニコチン (nicotine) はアルカロイドの一種であり、毒物および劇物取締法に毒物として指定された物質でもあります。さらに喫煙中だけでなく喫煙後のはく息の中にも、しばらくは有害物質が含まれている事も分かっています。
病気は意志の力だけで治せるものではありません。現在では条件を満たせば、「ニコチン依存症」として医療機関で保険診療が受けられるようになっています。医師と禁煙すれば、あなたに合ったアドバイスも受けられ、禁煙の治療薬を処方してもらえるので禁煙の成功率が高まります。
治療には、ニコチンをとりながら離脱症状を抑え禁煙するニコチンパッチなどの従来の方法のほか、ニコチンを含まず脳のニコチンレセプターに結合しニコチン切れ症状をおさえながら、タバコをおいしく感じにくくする飲み薬なども登場し、当院での禁煙成功率も飛躍的にあがっています。ぜひ、お近くの医療機関にご相談ください。
(注:禁煙の治療を行っている医療機関は限られていますので、電話などで確認の上受診ください)
さかい内科・胃腸科クリニック 酒井太郎 電話0467−23−0015