公費補助にる麻疹(はしか)・風疹予防接種の重要性
現在、子どものがかかる感染症の大半はワクチンで予防が可能です。現在、国内でワクチン接種で予防可能な病気は全部で12種類あります(今後にもHipウィルスによる髄膜炎が加わり13種類になる予定)
しかし、ワクチンを打てば防げる病気で命を落としたり後遺症がでたりする子どもがまだまだいるのが現実です。ここ数年は成人での麻しん(はしか)の流行が世間を騒がせています。成人で流行することで予防接種前の乳幼児に感染してしまう危険もあり、確実な感染の予防のためにもワクチン接種が必要です。水ぼうそうやおたふくかぜも「みんな一度はかかる」と思いがちですが、ワクチンで防ぐ事が可能です。
ここ数年、流行している麻しん(はしか)ですが、現在は1歳の時と小学校入学前の2回接種が一般的となっていますが、過去に1回接種だった時期があり、1回のみの接種で抗体ができていない人の間で流行してしまっています。そのため今年4月からは自治体負担での中学1年生、高校3年生での接種が始まりました。
当院では自治体負担(公費補助)の3期、4期に当たる方の麻しん、風しん予防接種(MRワクチン)接種が可能ですので該当者の方はご相談下さい(予約制)
実施該当者
・3期中学1年生(13歳に該当する年)平成7年4月2日~平成8年4月1日生まれ
・4期高校3年生(18歳に該当する年)平成2年4月2日~平成3年4月1日生まれ