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更新日 2022-01-05 | 作成日 2022-01-05

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気になる病気3 過敏性腸症候群

2010年7月7日

おなかが敏感で下痢や便秘を繰り返す


以前から腸が弱く下痢が続く、下痢と便秘を繰り返す。重い人では下痢をするのが怖くなり、外出できない、長距離の電車に乗れなくなるなど生活全般にも影響を及ぼすこともしばしばです。そうなる前に専門の医療機関を受診しましょう。

診断の世界基準(ROMA III )

まず、腸の内部に腫瘍や炎症などの疾患がない事を確認し、その上で以下の2つの項目を満たせば過敏性超症候群と診断しています。

1 過去3ヶ月に3日以上腹痛や腹部の不快感があった

2 排便により症状が軽減する

3 うさぎの糞のように黒くコロコロするなど、便の見た目が変化する

どうしてこのような症状がでるのでしょうか


一般的にはストレスに起因する病気といわれています。ストレスが原因となり、なんらかの理由で胃液の分泌や腸のぜん動運動などを起こすための脳からの指令が阻害されてしまうために、胃腸の調整がうまく行かなくなるというのが発症のメカニズムといわれています。

最近では過去に炎症性腸疾患などにかかった経験がある人が腸粘膜に微細な炎症が残り、通常は問題とならないストレスでも過敏性超症候群の症状を引き起こしてしまうことなども報告されています。

男性は「下痢型」 女性は「便秘型」が多い


過敏性腸症候群は、腸の調子が悪くなり下痢や便秘などの症状が出る病気ですが、下痢が主体の「下痢型」、便秘が主体の「便秘型」、下痢と便秘が交互に現れる「交代型」があります。

男性には「便秘型」が女性には「便秘型」が多いといわれています。

症状があっても受診しない人がほとんど


ストレスに起因するため治りにくく、全人口の10〜15%が患者という報告もあります。このなかで医療機関を受診したことのある人は2〜3割といわれています。

病状が重くなり、学校や職場に行けなくなってから受診される方が多く、症状の悪化した過敏性腸症候群の患者は、慢性腎不全の患者などよりも生活レベルの質が低いとの研究結果もあり、軽症での治療が望まれます。

診断・治療


診断基準にもある通り大腸カメラ検査などで炎症や腫瘍がないことを確認することが第一です。

検査で問題なければ、生活習慣を見直し、適度な運動や規則正しい食生活を行い、生活リズムの改善を心がけます。

内服治療としては整腸剤や下剤などで便通を調整を行います。ストレスの影響が強いときは、不安を取る薬なども使用します。最近では、消化管運動に大きく関わるセロトニンと結合し、その動きを阻害し便通異常の改善や大腸の痛みの伝達を抑え、腹痛や内蔵の知覚過敏を改善する効果のある下痢型過敏性腸症候群の治療薬も発売になり効果的な治療ができるようになってきています。


コラム

今後のイベント参加・講演会の予定



イベント参加・講演会の記録

・2015年11月29日(日)ミャンマー祭り ミャンマー支援チャリティーポン菓子を開催

・2015年9月27日(日)大船to大船渡 大船渡支援チャリティーポン菓子を開催

・2015年5月31日(日)鎌人いち場 ミャンマー支援チャリティーポン菓子を開催

・2015年4月29日(水祝)第10回鎌倉路地フェスタ ミャンマー支援チャリティーポン菓子を開催

・2015年4月15日(水)企業社内研修にて「大人も知らないタバコの真実2015」講演会を開催

・2015年3月21日(土祝)南三陸町人々の一年「生き抜く」」藤沢上映会

・2015年3月8日(日)第3回心をひとつに〜つなげようみちのくの未来へ〜で第一回鎌倉市中学生防災サミットを開催

・2015年3月7日(土)神奈川JMAT研修会「神奈川JMATで南三陸町へ医療支援に行って」講演会を開催

・2015年2月25日(水)鶴岡八幡宮 神社庁支部主催研修会「防災〜被災地での支援活動」にて講演会を開催

・2015年2月11日(水祝)南三陸町人々の一年「生き抜く」」逗子上映会にて「震災直後に南三陸町に医療支援に医療支援に行って」講演会

・2014年6月1日(日)鎌人いち場にてミャンマー支援チャリティーポン菓子を開催(鎌倉海浜公園由比ガ浜地区)

・2014年5月25日(日)”かまくらあそぶ楽宿”ワイガヤ交流会in光明寺に参加 LinkIcon5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会・鎌倉

・4月27日鎌倉路地フェスにてミャンマー支援チャリティーポン菓子を開催

・2014年3月9日東日本大震災から3年 東北支援と鎌倉の防災を考える日
「こころをひとつに〜つなげようみちのくの未来へII〜」にて南三陸町のお米で東北応援チャリティーポン菓子を開催(鎌倉市役所駐車場)

・2013年11月23日第4回葉山つながる広場にて南三陸町のお米で東北支援チャリティーポン菓子を開催

・2013年10月27日カトリック雪ノ下教会 東北支援バザーにて「つなぐ・つながる」講演会「震災後9日目からの医療支援ーそして、今考えるまちづくりー」で講演 主催:カトリック雪ノ下教会東北支援バザー実行委員会

・2013年9月29日「岩手県復興支援イベント第3回大船to大船渡」にて大船渡のお米で復興支援チャリティポン菓子(実行委員会に21,980円全額寄付)

・2013年7月11日〜9月11日 3.11を忘れないALL鎌倉映画祭 を実行委員長にて開催

・2013年5月26日 第9回鎌人いち場 ミャンマー支援チャリティーポン菓子(NPOミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会に33,200円全額寄付)

・20123年5月18日 講演会 東日本大震災 南三陸町に医療支援に行って(仮)にて講演 主催:NPO鎌倉ホームヘルプ教会ベルの会

・2013年4月28日29日 第8回鎌倉路地フェスタ ミャンマー支援チャリティーポン菓子(NPOミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会に56,710円全額寄付)

・2013年3月14日 地域の高齢者を笑顔で支えるフォーラム〜安心して生活できる地域社会を目指して〜 講演タイトル「被災地での在宅診療を考えるために」にて講演 主催:NPOかまくら地域介護支援機構

・2013年2月9日 World cafe at 高校生 ー神奈川から考える私たちにできることー

・2013年1月3日 東日本大震災支援イベント「stop the 無関心 act 2」

・2012年12月15日、16日 21世紀かながわ円卓会議 「地域力を鍛える〜”分かち合い”で築くかながわの未来〜

・みにぬくの輪 第2回診療所de手づくり市

・第2回葉山つながる広場 宮城県女川 ママサポーターズ支援チャリティーポン菓子

・第8回鎌人いち場 ミャンマー支援チャリティーポン菓子

・さかいクリニック寄席

・第36回 七高祭(神奈川県立七里ガ浜高校文化祭)・・東日本大震災被災地支援企画 女川カレー販売

・第7回鎌人いち場

・第7回鎌倉路地フェスタ

・東日本大震災関連イベント「stop the 無関心」

・第3回みにぬくの輪 診療所de手づくり市

・第35回七高祭(神奈川県立七里ガ浜高校文化祭)・・・・東日本大震災被災地支援企画 女川カレー販売

・第6回 鎌倉路地フェスタ

・第5回 鎌倉路地フェスタ

・第4回 鎌倉路地フェスタ

・第3回 鎌倉路地フェスタ



コラム

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・市販の総合感冒薬は眠気に注意

・C型肝炎の検査は受けた方がいいの?

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・気になる病気2 機能性胃腸症について

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